食品ロス削減術：マッシュルームと玉ねぎのクリーム煮の作り方

はじめに
材料
作り方
おわりに

はじめに

マッシュルームは、傷むのがけっこう早い野菜です。

冷蔵では、１週間くらいもつこともありますが、常温だと２～３日で傷みだすことがあります。

傷んだ食品、食べきれなかった食品を廃棄するのは、もったいなく感じますし、心が痛むものです。

マッシュルームは、スライスして冷凍保存することもできます。

しかし、冷凍保存した食品が冷凍庫の中にあることを忘れて、新鮮な食品を買ったりなどして、気が付いたら1年あるいはそれ以上の間、冷凍庫に保存されている食品があったりしませんか。

やはり、せっかくならば、冷凍せずに使い切ってしまいたいものです。

この記事では、私がマッシュルームを使い切る際によく作るレシピであり、創作料理でもある「マッシュルームと玉ねぎのクリーム煮の作り方」をご紹介します。

このレシピは、傘が開き始めてしまったマッシュルームを使用しても美味しく仕上ります。

また、この料理は、非常に簡単で、しかも付け合わせとして、あるいは、お肉や魚のソースとして、はたまた、パスタやご飯にかけて頂くことができます。

加える牛乳や豆乳、生クリームや豆乳クリームの量や調味料を増やすと、スープとして頂くこともできます。

そして、ビーガンやベジタリアンにも頂ける料理です。

まさに、万能なレシピです。

材料

マッシュルーム（ホワイト種でもブラウン種でもOKです。）	お好きな量：例えば、ブラウン種250g
玉ねぎ	お好きな量（マッシュルームの量に応じて）：例えば、玉ねぎ1個
油	適量（油だけでもOK、バターを加えてもOK）
バター	適量（バターだけでもOK）
塩	少々
コショウ	少々
牛乳または豆乳	適量：例えば、マッシュルーム250gと玉ねぎ１個に対して： 1．ソースを作る場合：50mL以下 2．スープを作る場合：100ｍL
生クリームまたは豆乳クリーム	適量：例えば、マッシュルーム250gと玉ねぎ１個に対して： 1．ソースを作る場合：50mL以下 2．スープを作る場合：100ｍL
例えば、マギーやクノール等のチキンコンソメの素（ベジタリアンには、野菜のスープの素あり）; 鶏がらスープの素;だしの素等でもOK	適量：例えば、マッシュルーム250gと玉ねぎ１個に対して： 1．ソースを作る場合：小さじ1杯 2．スープを作る場合：小さじ2杯

マッシュルームと玉ねぎのクリーム煮の材料

油とバターに関しては、どちらか一方を使用してもよし、両方使用してもよしです。バターは、コクだしの役割をします。

上記の材料以外にも、隠し味として、「醤油」や「魚醤」、「ウースターソース」などをお好みで少量加えてみるのもおすすめです。このことによって、味に深みが増します。

とろみを付けたい場合は、片栗粉を水に溶かして加えるのもよいでしょう。

作り方

作り方は、とても簡単です。

玉ねぎをお好みの大きさ、薄さにスライスします。
マッシュルームをスライスします。
鍋に適量の油を引きます（バターのみを使用する場合は、この時点で適量のバターを鍋に入れます）。
スライスした玉ねぎを鍋に入れます。火加減は、最弱火にします。
玉ねぎに塩を少々振りかけます。
ある程度、玉ねぎに火が入ったら、スライスしたマッシュルームを投入します。
コショウを少々振りかけます。
油のみならず、バターを使用する場合は、この時点でコクだし用のバターを適量投入します（お好み次第で、バターを使用しなくてもOKです）。
ある程度、マッシュルームにも火が入ったら、牛乳（または豆乳）を投入します。さらに、生クリーム（または豆乳クリーム）を投入します。匙で定期的に具材を混ぜてください。この時、
1. ソースを作りたい場合は、マッシュルーム250gに対して、牛乳（または豆乳）を最大50mL、生クリーム（または豆乳クリーム）を最大50mL加えます。最初は、少しずつ投入し様子をみてください。
2. スープを作りたい場合は、牛乳（または豆乳）を100mL、生クリーム（または豆乳クリーム）を100mL加えます。
3. いずれの場合も、お好みの「ゆるさ」なおし「とろみ」になるよう投入し、味を調整してください。
このとき火加減を中火くらいまで上げてしまってよいです。匙で定期的に具材を混ぜてください。
煮だった時点で最弱火にします。鍋底が焦げ付かないように、匙でクリーム煮を混ぜてください。
お好みの「ゆるさ」ないし「とろみ」になるまで煮込み、味を調えたら、できあがりです。