はじめに
「腸内環境を整えることが健康を保つ秘訣」と言われて久しくなります。
「昆布酢」にも腸内環境を整える効果があります。
この記事では、
- 「私が常備するだし昆布を使用した昆布酢の作り方」と
- 「昆布酢を使用して、より腸内環境を整えるための千切りキャベツサラダ」
を紹介します。
昆布酢を常備する理由について
私は特に、次の効能に期待して昆布酢を常備・使用しています。
- 腸内環境を整えて、免疫力を高める。
- 昆布酢を千切りキャベツに使用することによって、さらにその効果が上がります。
- また、そもそもキャベツには、体重増加の抑制やダイエット効果があります。昆布酢を使用すると、その効果がさらに上がります。
- 実際に、去年の夏頃から定期的にこの昆布酢を使用した千切りキャベツを食すようになって以来、2020年11月現在までの間、12kg体重が減量しました。
- 血液をサラサラにする。
- 高血圧を抑制したり、血圧を低下させる。
- 動脈硬化の抑制になる。
- 内臓脂肪の蓄積を抑制したり、内臓脂肪を減少させる。
- ダイエット効果が期待されるとともに、成人病の予防になる。
しかし、昆布酢の効能は、これらのみではありません。
この記事を執筆するにあたって、調べてみたところ、「昆布酢」には他にもさまざまな効能があります。
その効能の多さにビックリしました。
この記事では、昆布酢の上述以外の効能についても紹介します。
準備
- 使用する瓶を洗浄・消毒します。
- 瓶を乾かします。または、キッチンペーパーなどで瓶内の水分を拭き取ります。
- 使用するだし昆布の表面をきれいにします。
- 私の場合は、キッチンペーパーないし脱脂綿にお酢を湿らせて、だし昆布の表面を拭き取ります。
- お好みのお酢をご用意ください。
- 私の場合は、いつも有機栽培の「玄米酢/黒酢」をこの目的に使用しています。
- この記事では、400mlの「玄米酢/黒酢」を使用します。
作り方
作り方は、いたって簡単です。
- だし昆布をキッチンバサミで適当なお好みの大きさに切ります。
- 切る必要がない場合は、そのままご使用ください。
- 使用する昆布の量は、瓶の大きさやお酢の量によっても異なります。
- 私の場合は、「目分量で多からず、少なからずの丁度いい加減の量」を用意しています。
- だし昆布を瓶の中に入れます。
- お酢(この記事では、400ml)を瓶に注ぎます。瓶の蓋・キャップに触れない量のお酢を注いでください。
- この記事で用意した瓶の容量は、500ml強になります。したがって、用意したお酢250mlの瓶2本分すべて入ります。
- しかし、400mlの少し上方に、液体を注ぐ際にこれ以上漬けたものが上にあがってこないよう、プラスチック製のストッパーがあります。これにお酢が触れないように、400mlを注ぐにとどめています。
- 一晩寝かせると、ご使用頂けます。
- 昆布は、基本的にそのまま漬け込み続け、使用するまで取り出しません。
- ただし、昆布の種類や産地によって、長く漬け込むとお酢にアクや苦み、ぬめり気が多かれ少なかれ溶け込む場合があります。これらが気になる方は、昆布の漬け込み時間をお好みに応じてご調整ください。
保存方法
常温で保存できます。暗い場所で保管してください。
私の場合、早くて1ヶ月以内、遅くとも3ヶ月以内、平均して2ヵ月以内に使い切ってしまいます。
長年(2010年頃以来)、昆布酢を常備し、常温で保存していますが、今までに、カビが生えたとか、腐ったとか、使えない程、味や旨味が劣化したということは、ありません。
ただ、時間の経過とともに、まろやかになっていくのみです。
しかし、記事によっては、「昆布酢」を冷蔵庫で保存するよう勧めているものがあります。
気になる方や心配な方は、冷蔵庫で保存してください。
腸内環境をより整えるとともにダイエット効果を上げる酢昆布を使用したキャベツサラダ
昆布酢にも、キャベツにも腸内環境を整える効能があります。
キャベツの千切りに、昆布酢をかけて頂くと、腸内環境を整える効果がより高まります。
また同時に、内臓脂肪を燃焼する効果がより高まります。
唐辛子を加えると、さらにダイエット効果が高まります。
去年の夏頃から定期的にこの昆布酢を使用した千切りキャベツを頂くようになりました。
それ以来、2020年11月現在までの間、実際に12kg体重が減量しました。
もちろんそれは、他の要因との相乗効果によるものでもあるでしょう。
しかし、毎日、それどころか毎食、このサラダを食していたら、もっと減量できたかもしれません。
レシピというようなものではありませんが、次のように準備します。
- キャベツを千切りにします。
- 塩、コショウ、唐辛子を適量挽いてかけます。
- 唐辛子は、お好みに応じてご使用ください。
- しかし、唐辛子には脂肪を燃焼する効果があります。
- だし昆布を取り出し、千切りにして、千切りキャベツ上にのせます。
- 昆布酢を適量加えます。
- トマトやキュウリを添えたり、ニンジンの千切りを入れたりして、アレンジするのもよいでしょう。
前菜として、あるいはおかずの付け合わせに、この「昆布酢を使用した千切りキャベツ」を是非お勧めします。
昆布酢の効能
私が期待している昆布酢の効能のいくつかに関しては、この記事の冒頭「はじめに」で既に記しました。
この記事を執筆するにあたって、
- 「これらの効能が確かであるか確認する」とともに、
- 「これら以外の効能があるか」について、
調べました。
知らなかったその効能の多さに驚きました。
以下では、昆布酢の効能について簡単に列挙します。
- 腸内環境を整える。
- 免疫力を高める。
- 消化器全般を健康にする。
- 血液をサラサラにして、動脈硬化を抑制する。
- 内臓脂肪の蓄積の抑制や内臓脂肪の減少の効果あり。
- ダイエット効果が期待される。
- 成人病の予防になる。
- 血圧の低下を促す。
- 血糖値の低下を促して、糖尿病の対策になる。
- 昆布のカルシウムは、酢とともに摂取することによって、吸収率が高まる。
- 骨粗しょう症の予防になる。
私が知らなかった効能については、主に「健康」に関する雑誌を出版する「マキノ出版」が運営する次のサイトの記事で、元順天堂大学教授白澤氏が解説する「昆布酢の健康効果」の内容に基づいて補足しています。
おわりに
私が住むドイツでは、先日2020年11月25日(水)の新型コロナウィルスによる過去24時間の死者数が410人を記録したと報告されました。
これは、2020年4月の第1波のロックダウン中ピーク時の一日の死者数315人を超えて、過去最多となります。
それと同時に、当初は2020年11月の1ヶ月間のみだった第2回目のロックダウンは、クリスマス直前の2020年12月20日まで延長されました。
この新型コロナは、いったい、いつになったら収まるのでしょうか。
そんな最中、私が常備する「昆布酢」とこれを使用する「千切りキャベツサラダ」で是非読者の方々に健康を維持して欲しいという願いから、この記事を執筆し、投稿します。
腸内環境を整えて免疫を高める他にも、こんなに沢山の効能がある昆布酢。
是非お試しください。